BF again

バナナ魚の二次創作SSを書いております。※当サイトに、原作とは一切関係がございません。掲載の記事は複製複写は禁止ですよ!
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遥かなる夜明け

拍手ありがとうございます。


今回 最終回です!

正直 長い話になったので2つに別けるつもりでした。
今回UPした時に “次回最終回です!” とお知らせするつもりでしたが、やっぱり1つの話にしようと決めました。
唐突に最終回となってしまい すみません。

さらに、最終回を大幅に書き足しましので、校正・添削に時間がかかってしまいました。
併せてお詫びしたしますm( _ _ )m



かなり久しぶりの英二目線です。


でも最後の部分等は、題名や他のSSの傾向から、想像してください(^^)♪

それでは、良かったら読んで下さい。


113.◇◇重なる願い◇◇





以前なら、まずは身体の奥に小さな火が付いた…

消したいのに
嫌なのに、

どんどん燃え上がっていき、やがて熱が篭り…
訳が分からなくなった…





1度逃げたからであろう…

あの男は、確実に僕の心に最も有効で、最も残酷な楔を打ち込む。





体の奥から、突然業火が立ち上る!



猛火に襲われ、抵抗するすべ等あるはずがない…

生きながら脳がとけていくのを感じる…

もはや理性は、消し炭と化し 無残にも崩壊!
半狂乱となり叫喚する。


気配を感じれば体が強張る
側に来れば全ての毛穴が総毛立つ
独特の臭いは、吐き気をもよおす

そんな相手!


喉が枯れようが関係ない
あの暴君の嗜虐心が満たされるまで
あの男の支配が確実なものと裏付けられるまで

責め続けられる。

僕は全てを崩壊させ
絶対に有り得ない事まで口走り 


意識が途絶える…

















次に目覚めた時、燃えカスとなった僕に、自己嫌悪の荒波がキバを剥く。


荒れ狂う波に翻弄され 

叩きつけられ 


心は引き裂れる…






裂かれた心が感じ取れるのは、壮大な虚無…










やがて…




欠落した心は、失った部分を補うように違う感情を湧き上がらせる。







業火に焼かれ、一時の悦に取り付かれ、憎き男に懇願すら厭わない汚らわしい肉片になりさがった!

嫌らしい
呪わしい
憎らしい




気持ち悪い!
こんな身体なんていらない!

消え去りたい!


嫌悪と憎悪は入り混じり、欠けた心を満たしていく!



高ぶる感情を一纏めにした刃を、汚れきった己が身体に突き立てた。









刹那








《俺達は、同じなんだ…》

悲しげに眉を潜めた姿と共に、蘇る言葉!




突き立てた刃が、この世で最も大切な人へ向けられた事に気付き


さらなる自己嫌悪に陥る…




堂々巡りを繰り返す、思考と感情は常に内面で暴れ、休む事が出来なくなった…
疲弊した僕は、自身のコントロールを失い、突如涙することが多発した。


「誰を想って泣いているんだ!!」


結果 あの男の逆鱗に触れ、さらなる制約が加わった…




“私の腕の中以外で泣くな”




僕は、新たな制約を守るべく奮起せざる得なくなった。


最後の支えであった “西に沈み行く光” を奪われた頃、妙な事が始まる。


気付けば、何時間も経っている事が頻発したのだ!


1人でいる牢獄の中、スケジュールは決められている…

自分で行った記憶はない!
だが、行った形跡は確かにある!




そう…

最後の仕上げが、始まったのだろう…




食事に何か薬物を入れられてる!














…恐怖は無い

…寧ろ 久方ぶりの幸福感に浸る。



だって…

やっと 解放されるのだから…






自由になれば、風になって会いにいける!





僕は、素直に身を委ねていく。



どうせ闇しかないのだから…

何も感じず 
何も考えず 

いくらでも眠り続けたい。

それに早く 眠らないと、また嫌な感触が僕の記憶に上塗りされる。



大切な人と触れ合えた記憶…

お互い震えながら、辛い気持ちを吐き出した!
今よりも輝く未来を信じて、進もうとした!


結局 同じ未来には辿り着く事は出来なかったけど…



僕は、素敵な思い出を守りたい!

あの男に消されてたまるか!!





僕は意識を鎮めていく…
深い深い眠りの世界へ…



























******



























******



























******














!!!!


突然 眩い光の矢が僕の身体に突き刺さる!
光の矢が突き刺さった箇所から、熱が広がり 身体に心地よい高揚感がみなぎって来る。



この感覚は…
僕は知っている。


冷たい青に脅え、毎日 深淵の闇に突き落とされ続ける中、僕を唯一温めてくれた黄金の光。
体を蝕まれ 酷使されても、僕は 重い身体を奮い立たせ はってでも窓辺へ行った。



“窓辺に近付くな!”

“太陽を見るな!”



あの男の呪いの言葉が蘇る…

この誓いを破ればどうなるかなんて、考えるだけでも恐ろしい!




でも、どうやったら止められる…?
この衝動 どうしたら止めることができるんだろう…?



僕の心の安らぎ!
世界中の何よりも愛しているんだ!!





僕は、目を見開いた!





眼前に広がる荘厳な光。
とても とても 神々しくて眩しい。


ゆっくりと昇る朝日!


夜明けのひと時、想っていた!
大切な人の無事を、心から願っていた!



まだ光に目が慣れていないのか、一瞬 目を細めるも僕は目を閉じる事ができなかった…
この荘厳な光を一時たりとも自分の目蓋で遮りたくなかった…



あれっ…?

なんだか目の感覚がおかしい?

とても見難い…
ずっと闇の中にいたからかな…?


イヤ 目だけじゃない!?

全身の感覚に、とても違和感がある!



でも今は、そんな事を気にしていられない。

僕は必死に見えづらい目をしかめ、黄金の光を焼き付ける。
霞んで見える金色の光がキラキラ揺らめいている。
ぼんやりとしか見えないけど、とても綺麗だ。

これって君の髪が、光の中揺らめいているのに、なんだか似ている。
猫っ毛の君のプラチナブロンドに風に煽られ、ふわふわと踊り出す。
見ていてとても楽しい気持ちになれるんだ!

僕の目は、釘付けとなる。


僕は、心の中で大切な言葉を呟いた。


突然、金色の揺らめきが大きく動いた。
そして姿を現したのは!!



僕の意志に関係なく頬には涙が零れいた。



…いけない!
あの男にに言われている。


もし また泣いているところを見付かったら、殴られるだけじゃすまないかもしれない!

日本の家族に何かされたらどうしよう…
NYのみんなに何かされたらどうしよう…


でも とまらないんだ!
涙が全然 ひいてくれない!!


いつもの顔をしないと、あの男の機嫌が悪くなる…







!!!

ダメだ!
それだけは、絶対にダメだ!


特にきつく言われているだろう!!


“私の名前以外を口にするな!!”


前 うっかり ベッドメイキングしている人の名前を呼んでしまった…
直ぐにあの男が、その人に解雇を言い渡して…
その人は、

「首にされると家族が路頭に迷う」

とあの男に泣いて縋っていた。

その後 僕は、殴られ めちゃくちゃに陵辱された…


怖いよ…
怖いよ…



考えただけで、全身凍りつく! 
息が詰まり、足元から地面が崩れ真っ逆さまに落ちていく感覚に襲われる。









でも、どうしたらいい…

どうしたらいいか、わからない…



だって もう僕の一部なんだ!
何よりも大切な言葉なんだ!!



どんなに僕の頭で僕の理性で押さえ込もうとしても、

僕の心が
僕の本能が

反射的な反応を示す。

それって 僕にとってとても当たり前の事なんだ!

心臓が自然と鼓動を打つように 極々当たり前の事なんだ!

止めようとしても止め方がわからない…


僕の口から、言葉が溢れ出す。
もう何者にも止める事ができなかった!



「アッシュ!!」


















全ての禁止事項が、吹き飛んだ!

堪らず、大切な光に手を伸ばした。
柔らかな腕に包まれ、安心感が胸いっぱいにひろがっていく。





温かい…




とても懐かしい感じがする…




この温かい腕に包まれる事をずっとずっと夢見てきた。

辛く悲しい想いをかかえ、毎日のように焦がれていた。


知らず知らずの内に、腕に力が篭る。





もう 絶対に離したくない!




















……


……


……



もしかしたら… 

この温もりは、幻かもしれない…



明日から また辛く悲しい日常がはじまり…
暗い毎日を淡々と送る日々。






そこに 喜びはなく…


ただあるのは、深い悲しみだけ…







落胆をし続ける 地獄のような毎日。

















でも…




だからこそ!








今の幸せが…



光に満ちた 心地よい安らぎが…






少しでも 長く続けと











僕は…










俺は…










心から願った!!



         fin


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【 2016/09/07 (水) 】 長編SS 遥かなる夜明け | TB(-) | CM(2)
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【 2017/07/04 (火) 】 編集
にこ様へ
※お手数ですが、ドラッグして文字を反転させてください。

こんにちは にこさん。
そして、大変申し訳ございませんでしたm(_ _)m

今回 アニバーサリーデイの挨拶を残そうと、久しぶりにブログを開いた際にコメントに気づきました!!

「な なんて 失礼なことをしてしまったんだろう!!」

もう 一気に血の気が引きました(><)

遅ればせながら コメントを拝読させていただきましたら、7月の台風日に投稿!
その日は~と 記憶の糸を手繰り寄せていくと…小学校が台風のため休校となり(全然大したことなかった)長男が家にいた事を思い出しました。
「暇だ!!」というので、暫くスマホを渡していたので、その時に長男がメール確認画面を誤って開き既読状態になったと思われます…

本当に ごめんなさい。

でも、台風の通り道だったということは、にこさんと近い地域に住んでるかもしれませんね♪

それでは、読んでいただけると信じて、コメントの返事をさせていただきます。

再度 読んでいただいたのですね♪ありがとうございます(^^)
この「遥かなる夜明け」は、まだまだ未熟な状態なので読みづらくなかったですか?

>こうして改めてじっくり読み返して見るとレオの視点から見るセリフの意味。英ちゃん目線のセリフ。全然噛み合ってなくて、第三者目線だと笑える

アッシュ・英二・レオの3人の目線を主軸にしているので、それぞれの想いが近いようで遠かったりしますからね♪

連載当時の思い出で一番苦労したのは、英ちゃんの言葉でした~!

英ちゃんの叫びを レオ目線でどうポジティブ変換をするか!!
かなり頭を悩ませました~
覚えていただけたら幸いですが、

「嫌!嫌!嫌!もう嫌だ!」

と英二がレオに襲われているときに毎回叫んでいた言葉です。
空耳アワー状態で、かなりこじつけましたが 嫌→yeah もう→more と変換しましたが、最後の「だ」をどうしよう~かなり考えましたがしっくりきませんでした(><)

いろいろな英語サイトを調べまくって スラングで「Damn good!(すごくよい)」という言葉があるとわかり、ガッツポーズをしたのを覚えています。

第三者から見たら本当に噛み合ってなくて、まるでアンジャッシュのコントのようになりましたかね♪ 

私なりには大満足の渾身の掛け違いなんですよ~~!!
私が物語を読んでいて、「前のあの場面ってこういう意味だったの!」となるのが好きなので、今回チャレンジしてみました♪
 
>もう、英二もさっさと、アッシュと一線を超えちゃってたら良かったのに…

そうなんです~アッシュてば、好きな相手には とことんチキンなのでイライラしちゃいますよね(笑)
でも それは、それだけ相手を大切にしたいという想いの裏返しなので 温かく見守っていきたいですね。
でも、ここだけの話、番外編でラブラブでムフフ?な話を考えているので、早くA×英を本当の恋人同士にしてあげたいですね!
でも、その話が書けるのはいつになることやら…
実際問題 次男を預けるようにならないと無理かな(;‗;)
にこさんも 気長にまっていただけたら嬉しいです!

それでは、まだまだ暑い日が続きますので、体調管理 お互い頑張って行きましょう♪
嬉しいコメントをありがとうございました。

こまい
【 2017/08/12 (土) 】 編集
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