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BF again

バナナ魚の二次創作SSを書いております。※当サイトに、原作とは一切関係がございません。掲載の記事は複製複写は禁止ですよ!
2018年08月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2018年10月

遥かなる夜明け

拍手ありがとうございました。

すみません。ちょっとご無沙汰してます。
お盆から 忙しい忙しい!
PCに触ることすらできませんでした。

アッシュ誕も、どうにかSSをUPしたものの、他のサイトを覗く事は出来ませんでした(ToT)
でも、新学期が始まりました!!
遅ればせながらアッシュ誕をゆっくり楽しみたいと思います。

もう 夏休みは毎日が地獄でした~
インドアな息子は、1人で遊びに行く事もなく 私が遊びに連れ出す日々。


もうヘトヘトです。

学校があってる時は、お友達と約束してくるのに…
来年の夏休みは、シャイな長男が、お友達を誘えるようになって欲しいです。

続きです。
アッシュ目線ですね!

それでは、良かったら読んで下さい。



112.◇◇空耳◇◇









マックス…


 




本当にありがとう…











あんたの気持ち痛いほど分かっているから…


 




でも…ダメなんだ…


 




今 英二は、1人で震えている…




薄く氷の張った湖面の真ん中で、裸足のまま震えながら立っているようなものなんだ!

近付きたくても薄い氷は1人分の体重しか支えられなくて、無理に足を踏み入れれば たちまち氷にヒビが入り、英二は冷たい湖に沈んでしまう。

1度沈めば、もう2度と浮上できない 底なしの湖へ…



でも俺は信じているんだ!




いつの日か英二が裸足で逃げ出した陸地が安全だと気付き

自分で戻ってくる!


来るべき日、 俺は1番に出迎えたい!


自分だけ暖炉に薪がくべてあるロッジで、温く温くと過ごすなんて…



出来ない!



1番近くで待っていたいんだ!!









だから…




俺は、今のままで良い!




例え 俺だと分からなくても構わない…




側にいてあげたいんだ!
































水平線に一筋の光が走った!



どうやら その時がきたようだ!



明るい光の矢が遠く離れた水面から放たれる。






夜明け…







最初にベガスから取り戻した時、英二が言っていた…




《夜明けの光を浴びていつも力を貰っていた。そして毎日 君の無事を祈っていたんだ…》




英二は、キングズレーから閉じ込められた巨塔の中で見ていたはずだ。
東から昇る朝日を…

おそらく英二が見ていたのはベガスの高層ビルの合間から見える、砂漠から昇る朝日だったはず!

だから俺は英二に朝日を見せてあげたかった!
ビル群の合間から昇る朝日ではなく、海から昇る朝日を!

そして 気付いて欲しい!

ここが忌まわしいベガスではなく、東の端のNYであることに!



朝日はゆっくり水平線から顔を出す…


俊一が、教えてくれた…
日本では “New year” に朝日を拝んだり、日本一の山 FUJIYAMA に登って朝日を見る習慣があると…

日本古来の宗教が太陽神をあがめるもので、それが人々の生活に根付いたからだと言われている。





地獄のような監禁生活の中、英二は朝日に想いを寄せ 心の支えにしていたのだろう…







急に強い光が目に入り、俺は思わず手をかざす。












呼ばれた気がした…



慌てて振り返ると、そこには…







先程と何も変わらない景色が広がっていた…















空耳か…








そういえば、ベンチに座る事しか指示していない。




細かく説明して一つ一つの事案を許可するように!


医者に言われているんだった…
マックスと話し込んでいたから、すっかり忘れていた。


案の定 英二は座ったままで許可されてない事はしていない。






微動だにしない英二の姿から、キングズレーがどれほど英二を束縛していたか想像できる。
そして どれ程 執着していたか!
再び取り戻した英二の身体には、奴のおびただしい執着の痕跡が残っていた。
心をなくした英二に こんな状態の英二に 変わらず奴は関係を強要していた。
いや 心をなくしたからこそ奴は、いっそう執着したのかもしれない。
自分だけの事を見て、自分の思い通りに動く人形を独りよがりに愛しつづけた…



あの野郎が英二に何を求めたかなんて、考えたくもない!
だが、ふと キングズレーが求めているものと俺が求めているものが、かけ離れたものではなく、実は凄く近く、でも決して交わる事がないないもののように思えてくる…


イヤ…


深く考えるのよそう…


ナンセンスだ…





俺は、英二に手をかざすように声をかけようと思って…



言葉を詰まらせた。





見ほれてしまったんだ!





英二の顔が朝日に照らされ、キラキラしている。
その姿がとても美しく 瞳から頬にかけてまるで宝石を散りばめたかのように光輝いていた。





その時、俺は英二と目が合った!
気のせいじゃない!
昔のようにちゃんと目が合った!

心をなくしてから英二は俺を見て返事をするが、その時目が合っているようで合ってない。
恐らく英二は、相手の顔を全体的に見て、顔の表情筋の動きを観察しているのだ。

だが、今は間違いなく俺と目が合っている!
俺を見てくれている!

刹那 英二の口が動いた。
言葉は耳に届かなかったが、その口の動き 俺はいつも見ていた。
俺を呼ぶときは必ずはじめに その口の動きで声を発してくれていたから…


「英二!?」


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【 2016/08/31 (水) 】 長編SS 遥かなる夜明け | TB(-) | CM(0)
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