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BF again

バナナ魚の二次創作SSを書いております。※当サイトに、原作とは一切関係がございません。掲載の記事は複製複写は禁止ですよ!
2018年08月 ≪  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ≫ 2018年10月

遥かなる夜明け

拍手ありがとうございました。

ご無沙汰しておりました。
春休みも終わり昨日より長男が学校へ行ってくれてます。
そして本日より給食開始で、6時間授業となってます♪

春休み期間は、赤ちゃんである次男の世話に加え、まだ低学年の長男は一人で外に行こうとしないので、長男の食事の用意と遊ばせるという仕事が増え、毎日が大忙しでした(T-T)

続きです。
前回同様 英二目線です。
お別れパーティーから、レオのホテルに連れて来られた所でした。

それでは、良かったら読んでください。



96.◇◇命がけの交渉◇◇




肩を揺すられるのを感じた…





身体がだるくて重い…
深淵の闇を受け入れた後は、いつもこうだ!





望んでいない行為!

もう二度と味わいたくなかった…









「さあ目を開けてごらん! エイジ 君からも本心を言ってやるんだ!」









???






レオは何を言っているのだろう…?





意味が良く分からない…









「さあ早く! あの薄汚い奴に!!」









さらにレオは、僕を急かすように肩を揺する。











薄汚い奴…?



いったい何の事だろう?











未だに重い目蓋をゆっくり持ち上げる。
僕はレオが指差す方向へ目を向けた。



そこに居た人物は!








「あっ…あっ…」




上手く息が出来ず、声が出ない。





「さあ 早く 君の気持ちを言うんだ!!」





レオの言葉に恐怖しかない!!



僕は、形振り構わずレオにすがりついた。





「ごめんなさい!!

全部 僕が悪いんです!!
全部 僕の所為なんです!!


何でもします!!

毒を飲めと言えば飲むし、飛び降りろと言えばみんなの前で飛び降ります!!
僕はどうなってもいいから
お願いです。

アッシュを殺さないで!!





声が掠れる!

身体が震える!

涙が出る!



否応無しにミセス・キャンベルの最後の姿が蘇ってくる。



怖い!

怖い!

怖い!




僕のせいでアッシュが捕まってしまったんだ!!
アッシュが殺されたら どうしよう!!




「可哀想に…君は、うじ虫にすら慈悲を持つ。
わかっているよ。
エイジは何も悪くなんだよね?」




レオは、冷たい青を見開き、微笑を浮かべる。


何を考えているか分からない瞳。
端々にあるとげのある言葉。



「ゴルツィネ氏には帰ってもらえ!」






手下らしき男にレオは命令する。




とりあえず 直接的な言葉じゃないことに胸を撫で下ろす。
僕は、再びアッシュを見ようとしてハッとなった。


今の自分の姿は…


ベッドの上で何も身に付けていない状態。
下半身はかろうじて布団が纏わりついて隠せているが、胸などには明らかに情事の後と分かる紅い痕跡。
そんな姿、1番見られたくない人に見られてしまった!!
羞恥のあまり、顔がほてるのが分かる。

僕は目を逸らした。



もう… 
まともにアッシュの顔を見られなかった…




「来い!!」




視界の端のほうでアッシュが背を向けたのが見えた。
僕は再び彼のほうへ目をやる。

最後に せめて後姿だけでも、目に焼き付けたかったから…


タキシード姿で、金と黒とのコントラストがとてもカッコいい!
本当に君は何を着ても似合うね!
まるで、雑誌から飛び出してきたみたいだ。

君と会えるのは、これが最後だね…

神様…
さっきは酷いことを思ってごめんなさい。
最後にアッシュに会わせてくれてありがとうございます。



これで、僕は心置きなく いつでも死ねるよ…








大切な後姿は、隣の部屋へと消えていった。








「あの…
アッシュを無事に帰してあげて下さい…」







この男に意見するのは怖い…


だけど今は僕の事情なんて、どうでもいい!
もう誰も僕のせいで死んで欲しくない。
何よりも、世界一大切な人の命を守りたい!

レオは


“ゴルツィネ氏には帰ってもらえ!”



とだけ言った。
直接 



“殺せ!”


とは言ってない。
だが、無事に帰すとは、到底 信じられない!





「全く エイジは優しいね」




レオが不気味な笑みを浮かべる。
でも、いつものようにレオのアイスブルーは全く笑っていない。


刺すような顫動が背中を駆け巡る。
恐怖で息が詰まる。
声が出てこない。


レオの考えている事は分かる。


他人の心配をしている場合なのか?
自分の立場を分かっているのか?


そう思っているに違いない。




でも…

どうにか この男と交渉しないと!
何が何でも、アッシュを守らないと!






「お願いです。
何でもしますから、アッシュを助けてください!」







僕は、再度 震える声を張り上げる。




「大丈夫だよ。私はウソを言わないよ」




冷たい青を見開き、僕の頬に手を添える。
目の奥は闇に覆われ、何を考えているか分からない。
本心を語っているなんて 到底 思えない!!




「じゃあ証拠を! アッシュが生きているか確認したいです!」





僕も絶対に引き下がれない。
アッシュが無事だと確認できないと不安で堪らない。




「…わかった。
でも、確認できたら あのガキの事は忘れるんだ。
いいね!」







忘れる?



そうか…
死にかけた僕が、無意識に知りえないはずの人名を口走ったら 周りの人が怪しむだろう!
僕は、あくまでもレオの息子として最後を迎えなきゃいけないいけないのだから…




「はい… 何でもします!」



彼が無事に生きてくれるなら、僕はもう何もいらない!!


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【 2016/04/08 (金) 】 長編SS 遥かなる夜明け | TB(-) | CM(0)
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