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バナナ魚の二次創作SSを書いております。※当サイトに、原作とは一切関係がございません。掲載の記事は複製複写は禁止ですよ!
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衣装選び〈ハロウィンSS〉

拍手ありがとうございました。

とうとう この季節がやってきましたね♪
そこで季節物をUPします(^^)
短編にしては長い話になりましたので、本日よりハロウィンまで4日間。
続き物のSSを毎日1話ずつUPしていきたいと思います!

ううっ…産気付いて 中途半端になったら ごめんなさい(><)


設定としましては、A英Sが3人共同生活をしています。
そして 英二はまだ学生で写真の勉強をしている真っ最中です!

全話 英二目線です。
もちろん 3人登場しますよ♪

それでは、良かったら読んで下さい。



◇◇衣装選び◇◇1






「あっ 多分 俺の荷物だから!!」


呼び鈴の音と同時にシンが玄関に駆け出した。


シンは、朝からソワソワしていた。


「なにか いい事でもあった?」


と聞いたけど


「んっ 別に~何もないけど♪」


と明らかに“何かある”と書いた顔で、話をはぐらかしていた。

シンの姿がなんだか とても可愛らしくて、僕はそっと見守っていた。

僕には妹しかいないけど、ヤンチャな弟がいたらこんな感じかな~とてもホッコリした気分になる。


「フフッ シンがソワソワしていた理由がやっと分かるね」

「どうせ つまんない事だろう!」


僕と明らかに温度差があるアッシュが本から目を離さず面倒くさそうに答えた。

僕には妹しかいないけど、素直じゃない弟がいたらこんな感じかな~ちょっとおかしくなる。


2人ともかなり分かりやすい性格だから、オニイチャンとしては、まるで犬と猫を同時で飼っているような感じだ。


素直に自分の気持ちを行動と尻尾で表現してくるワンコ。
いつもは我関せずクールな気分屋だけど、実は寂しがりの甘えたがりのツンデレ ニャンコ。



まあ どっちがどっちとは、説明しなくても分かるよね!










「はーい こっちこっち ここに運んでー」


シンと共に数人の配達員が、リビングに現れ次々と荷物が搬入される。

キャスター付きのハンガーラックに掛かった、衣類カバーに覆われた服?

直ぐに リビング中に幾重にも連なるハンガーラックで一杯になる。






「…どうしたのシン? これはいったい何?」


配達員帰宅後、僕は早速シンに聞いてみた。
膨大なハンガーラックに掛かった服に多数あるバックの山。
正直 尋常な数じゃない!


シンは、満面の笑みを僕に向ける。


「へへっ だって英二言ってただろう?

“ハロウィンの衣装どうしよう”って

だから知り合いに借りてきたんだ!
英二が好きな衣装を選んでいいぜ♪」


「えっ!?

僕が言った事 覚えててくれたの?
ありがとう」


シンの心遣いに、僕は嬉しくなる。



実は今度のハロウィンに学校から課題がだされた。

独創的でインパクトのある衣装を纏い、学校で生徒同士の写真撮影会をする事になっている。

ごくごく平凡な純日本人である僕は、ハロウィンにあまり馴染みがなく どんな衣装を選んでいいか かなり迷っていた。

その事を先日 2人に相談したんだ!

その時はお酒も入っていたせいもあって、あーだこーだ面白衣装を提案されて


「2人ともまじめに考えてよ! もういいよ!」


と僕がプイッとして、そこで話が終了した。
シンが気にしてくれていたなんて 嬉しく思う。


「ちょっと衣装を見せて」


1つ1つ衣装カバーに収められている服。
しっかりした生地に精巧な作り。
本格的な衣装だ。

シンの知り合いということは…

やっぱり出所は、あいつなんだろうな…

なんだかちょっと複雑な気分だけど、シンが爛々と目を輝かせ、僕の一挙手一投足を見ている。
僕の目には、はち切れんばかりに振っている尻尾が見えてきそうだ。

シンの気持ちを考えると断るなんて選択肢は無い!


だったら!!


えーーい 恐ろしいほどの金持ちだと割り切ろう!!





「そうだ! 沢山 衣装があるんだし、どうせならみんなで衣装の選びっこしようよ♪」


みんなも一緒に衣装を貸してもらって3人平等にハロウィンを楽しもうじゃないか!



僕の提案にシンはノリノリ、アッシュは無反応だった。

僕はメモ帳でくじを作った。
ノリノリのシンは直ぐにくじを引いてくれたけど、無反応のアッシュはなかなかくじを引こうとしない!

でも


「晩御飯は、納豆とかぼちゃどっちがいい?」


と笑顔で最高の脅し文句を言うと、アッシュは観念して やっとくじを引いてくれた。

厳正なくじ引きの結果、アッシュ→シン→僕という順番が決まった。

何の順番かって?

もちろん マネキン役の順番だよ。

ルールは、簡単!

くじで選ばれたマネキン役は他2名がチョイスした衣装を着て選ぶ!
そして、その衣装を絶対ハロウィンの日に着用する!

すごく単純なルールだろ♪




「ただし 各自 選ぶのは1着づつだ!」


アッシュは、シンを睨みつけながら言葉を放つ!
…かなり不機嫌だ!


「えーーーそんなの少ないって! せめて5着は着てもらわないとイメージわかねえぜ!!」


シンは、アッシュに抗議する。

まあ、シンが先程 見せた不屈の笑み!
アッシュじゃなくても心配になるかな…
シンがあの顔をする時は、何かイタズラを思いついた時だしね!


「嫌! 1着だ!」

「せめて4着!」

「だめだ!1着だ!」


直ぐに2人の口論が始まる。
内容が内容だけに2人の争いは、2匹のペットがじゃれあって遊んでいるかのようだ!
でもいつものパターンだと、初めはじゃれあいだけど最後は本気になる。

ここは オニイチャン兼飼い主の僕の出番だ!


「はいはい。なら中とって2着! それでこの話は終了だよ!」


僕はパンパンと手を叩きながら、2匹の間に入る。


「だが…」

「えー…」


2匹は、反論しようとしたので


「もう お・し・ま・い だよ!!」


強い口調で2匹を交互に睨みつける。


「……」

「……」


2匹は、しぶしぶといった感じだが了解してくれた。
なんだかんだ言って僕の提案を呑んでくれる。
まあ こうゆう所がオニイチャンとしては、2人がとっても可愛いと思う瞬間なんだ!


「じゃあ まずはアッシュの衣装選びからだよ♪
後 シン ふざけすぎた衣装はダメだよ!
あくまでもアッシュに似合う衣装を選ぶんだよ!」


僕とシンのコーディネイト勝負が幕を切った。

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【 2015/10/28 (水) 】 短編SS | TB(-) | CM(0)
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