BF again

バナナ魚の二次創作SSを書いております。※当サイトに、原作とは一切関係がございません。掲載の記事は複製複写は禁止ですよ!
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遥かなる夜明け

拍手ありがとうございます。

本日はスーパームーンですね。
今晩は私の住む地域は晴れ予報なので、夜は空を見上げてみようと思います。

今回もアッシュ目線です。
現在 徐々に浮上しております(^^)

それでは、良かったら読んでください。


55.◇◇未来への一歩◇◇





肌を触れ合うようになってから、俺は英二に昔の話をするようになった。



そうじゃないとお前の事だ!
1人で抱え込む…



自分だけが、こうだ!
こんな事になる自分は最低だ!




不安になり自己嫌悪に陥るのは目に見えていた。
そして、俺に心配掛けまいと平気なフリをする…



正直 自分の中に封じ込めている記憶を呼び覚ますのは怖い…



心の奥底の閉ざされた扉。
もう何をしまったか思い出せない。
ただ分かっているのはドロドロとした得体の知れないものが入っているという事。

扉に近付くのも 触れるのも嫌だ!!

俺は、恐怖し さらに固く扉を閉ざしていた。
ずっと見ないようにしてきた。






勇気を振り絞り、扉を開く…

瞬時にあの時の恐怖が蘇る。

呼吸が苦しくなり涙と震えがとまらなくなる!
自分では、どうしようもない身体の変調が襲ってくる!





だが 直ぐに俺を温かい腕が包み込んでくれる。
震えが止まるまで優しく抱きしめてくれる。




あの時、俺は苦しかった!
誰かに助けて欲しかった!

ずっと無理をして平気なフリをしていた…
でも本当は、涙を拭い 優しく抱きしめて欲しかった…



俺を包み込んでくれた華奢な身体に腕をまわす。

英二 お前はあの時の俺ごと 俺を優しく抱きしめてくれているのだろう…
そして俺も英二の震える身体を抱きしめてあげたい。
もちろんあの頃の自分と一緒に  



「平気なフリをしないでくれ…」



きっと 俺は、英二を通して自分にも言い聞かせている…
そう痛感する!


俺には、今 側にいてくれる人がいる!
そして側にいてあげたい人がいる!

そう思うだけで、俺は自分の過去と向き合う力が湧いてくる。




扉を開けば瞬時に、かつての恐怖が蘇る。

だが、扉を閉ざし続けていた時と比べ、開けた後の方が幾分かマシなような気がする。
俺は、正体がわからないものを、勝手に想像を膨らませ 脅えていたみたいだ!

戦いの中 見える敵よりも 見えない敵の方が恐ろしい!
見える敵なら いくらでも対処方法を考えられるが、見えない敵相手では 疑心暗鬼に陥り自滅する。


どうやら そういう事らしい。


それに扉を開けることで、かつて切り離した自分が俺の中に戻ってくる。
再び1つになる事は、恐怖・苦痛・嫌悪あらゆる負の感情を伴う!
だが同時に俺の中にあった漠然とした喪失感が満たされるのを感じる。


あの頃 自分が嫌だった。
俺の心を裏切る身体が堪らなく呪わしく嫌悪していた。


でも今は違う!









俺は、自分を愛そうと思う!





自分を嫌う事が、英二を嫌うのと同義だと気付いたから!

英二を嫌悪するなんて、死んでもありえない!










近頃 俺は…


過去に囚われるのではなく、過去と向き合い 未来に進みたい!


そう 強く考えるようになっていた。

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【 2015/09/28 (月) 】 長編SS 遥かなる夜明け | TB(-) | CM(0)
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